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ニュースの見方(2/6) [ニュースの見方 2月バックナンバーへ]

【シャープ、東芝、NECなど6社が液晶開発で新会社】
(5日FINANCE Watch)
 シャープ(6753)、東芝(6502)、NEC(6701)、日立製作所(6501)、松下電器産業(6752)、三菱電機(6503)の6社が「株式会社液晶先端技術開発センター(ALTEDEC)」を設立。世界に通用する次世代基盤技術の開発を目指す。

 ●「液晶大国」再浮上の中核はシャープ
 インターネットの登場は、「液晶大口・日本」に再浮上のチャンスをもたらしている。

 かつて、ノート型パソコン、デスクトップ液晶モニターで液晶表示装置(LCD)市場を牽引してきた日本企業も、ここ数年、韓国や台湾など新興勢力に押されていた。しかし、インターネットの接続端末用の小型液晶パネルの技術では日本が世界を一歩も二歩もリードしており、これが日本再浮上の背景にある。

 そこで将来、これら小型液晶分野に新興国が追いつくことを阻止し、さらなる差をつけるために日本企業6社は、次世代の液晶産業の基礎となる「技術プラットフォーム」を確立するため手を組んだ。

 この将来につながる共同出資会社で中心的役割を果たすのはシャープであり、同社の液晶関連市場での圧倒的な存在感を示した。同社は今期、これら関連設備投資を前期比2.3倍の900億円行い、営業利益の過半はこの液晶関連で生み出している。

 次世代開発においてもリーダーの地位を築き上げ、「液晶大国・日本」の中核となることで、シャープの評価は一段と高まり、同社株の長期上昇へのきっかけとなる材料として注目される。

■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/05/doc1901.htm
・ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010205-2.html

【ストリーミングのアクティビジョンにまんだらけが出資】
(5日FINANCE Watch)
 ストリーミング配信に関するインフラやコンテンツの開発、制作などを手がけるアクティビジョンが、漫画やキャラクター商品を扱うまんだらけ(2652)と資本提携。まんだらけが5,000万円を出資、ブロードバンドに対応した映像配信を共同で行っていく。

 ●コンテンツ・ビジネス強化するまんだらけ
 まんだらけは、昨年7月26日に東証マザーズに上場。公募・売り出し価格125万円に対し76万円の初値をつけ、その後も下落、今年1月15日には18万7,000円の安値をつけた。

 しかし、同社が大型投資を回避し、小型店の多店舗展開で収益力を高めていく方向を打ち出し、2000年12月決算で底打ちとの見方から、株価は先週末より反転している。

 まんだらけは、コミックの中古本を中心に、入手が難しい稀少本から原画・セル画を豊富に抱えており、「世界最高水準の日本の漫画文化」を24時間配信することを狙っている。今回の資本提携は、このコンテンツ・ビジネスを強化する布石として注目できる。

 コミック市場は、子供中心の構造から各世代層を幅広くカバーするマーケットに成長。まんだらけは、海外を含めた版権ビジネスや独自のコンテンツ・グッズ制作などソフトウエア・パブリッシャーとしての展開を目指しており、同社の長期戦略の1ステップとしてこのニュースを捉えるべきである。

■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/05/doc1891.htm
・アクティビジョン
http://www.77ch.com/
・まんだらけ
http://www.mandarake.co.jp/

[袴田まさお]
2001/2/6
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