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ソニー損保、家事代行費用や子供育英費用をセットにした特約

  ソニー損害保険は、搭乗者障害保険に付帯できる補償のひとつである「あしすと特約」を26日から販売開始した。保険始期が2001年5月1日以降の顧客が販売対象となる。

  この特約は、搭乗者障害保険の補償対象となる「被保険自動車に搭乗の方」のうち家事代行費用・子供育英費用を支払う条件に該当する人はすべて補償対象になるもの。例えば、自動車保険契約の車に搭乗中の事故により、家事に従事している人が入院した際、ホームヘルパーなどを利用した費用や、子供を扶養している人が死亡した場合などに子供の育英費用が補償される。

  補償の対象となる人の範囲が広く、契約者やその家族だけでなく友人など家族以外にも契約車両に搭乗中の事故は補償の対象となる。補償内容は3パターンあり、家事代行費用はは最高で1日あたり1万5,000円、子供育英費用は1人あたり500万円。保険料はノンフリート等級や料率クラスなど条件により大きく異なり、現実的に想定し得る条件では年間190~3,490円の間で幅があるという。「あしすと特約」のニーズが高いと想定される契約者の平均的なモデルケースでは、保険料は年間約600円前後とみられる。

■URL
・ソニー損害保険
http://www.sonysonpo.co.jp/
・ソニー損保が自動車保険で「継続割引制度」を日本初導入
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/09/doc1954.htm

(別井貴志)
2001/02/26 11:04