FINANCE Watch
光通信がオン・ザ・エッヂ株を金融機関に売却

  光通信(9435)はオン・ザ・エッヂ(4753)の第2位の株主となっているが、2月9日付けで保有株の一部を証券会社に売却した。1,800株(保有比率13.8%)の保有分のうち900株を売却した。引き続き900株(同6.9%)を保有し、大株主順位も第2位にとどまる。売却金額や売却先証券会社、また売却された株式がその後どうなるのかなど詳細については守秘義務があり非公開としている。ただ、今回の売却に伴う損益は少額ながら利益を確保しているという。

  光通信は、これまでの投資案件について国内のものは子会社の光通信キャピタルに、海外のものは香港の光通信インターナショナルに一本化させるなど全面的な見直しを図っている。今回の売却もその一環として実施したという。同様の例として昨年11月には、ヒットメール(今年2月からデスクウイングに名称変更)事業をクレイフィッシュ(4747)が引き継ぎ、両社は業務委託契約・提携を解消している。

■URL
・光通信
http://www.hikari.co.jp/
・オン・ザ・エッヂ
http://www.edge.co.jp/
・クレイフィッシュ
http://www.crayfish.co.jp/

(別井貴志)
2001/02/13 14:04