ソニーコミュニケーションネットワーク（SCN）、中古車販売大手のハナテングループ、二玄社は、自動車ポータルサービスを行う新会社「ドライブゲート」を設立した。2001年5月に開設するサイト「ドライブゲートDrivegate」上に、中古車情報を掲載し、カー用品の販売も直接行うなど、自動車に関する様々な情報を提供していく。

　 厳選した中古車情報をユーザーは氏名、住所などの個人情報を入力せずに手に入れることができ、モータージャーナリストによるニューモデル試乗リポートや自動車買い取り相場グラフなどを閲覧できる。ECビジネスの市場は急速に成長を遂げており、中でも自動車販売はB2Cの成長分野として期待されている。インターネットプロバイダーのSCN、中古車のハナテン、自動車書籍出版の二玄社がそれぞれの得意分野を集めて運営する。

　 資本金は2億円。SCNが51％、ハナテングループが39％、二玄社が10％を出資している。社長にはソニーテクノロジーマレーシアのゼネラルマネージャーだった奥昭敏氏が就任した。