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| セキュリティ技術のオープンループがナスダックJに新規上場 | ||||||||||||||||||||||||||||
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大阪証券取引所は29日、オープンループ（4831）のナスダック・ジャパン市場スタンダードへの新規上場を承認した。上場予定日は3月2日。 同社は、「PKI（Public Key Infrastructure：公開鍵暗号基盤）」をコアとした情報セキュリティー技術に特化し、モバイル、ICカード、デジタル家電などの分野を中心にその技術の開発や販売、ライセンスの供与などを行っている。セキュリティー技術に特化している企業のひとつとして注目されているが、本社は札幌市で北海道を代表するIT企業としても注目されている。 事業部門は、携帯電話、ICカード、通信ソフトウェアなどの製品に対し「電子決済」や「著作権保護」「プライバシー保護」などの情報セキュリティー技術を提供、製品への組み込みまでをサポートする「コンシューマ・セキュリティ事業」（2000年9月期売上比率63.2％）、各種サービスを提供している事業者に対して認証システムなどの研究開発を行っている「システム・セキュリティー事業」（同25.6％）、メーカーやキャリア、システム事業者に向けて、高度な情報セキュリティー技術に関する研究開発成果を委託研究やコンサルティングのかたちで提供する「リサーチ・コンサルティング事業」（同11.2％）の3つに分かれている。 戦略的パートナーも非常に多く、同社の大株主にはIIJ、Intel Pacific、DELL VENTURES、トレンドマイクロ（4704）がそれぞれ600株、発行済み株式数の2.49％保有している。このほか、バンダイネットワークスやオムロン（6645）などとも事業戦略で協力関係にある。 2000年9月期決算は、売上高が5億8,600万円（前期比95.3％増加）、経常利益が2億円（同98.0％増加）、純利益が1億3,600万円（同3.0倍増加）。
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（別井貴志）
2001/01/29
17:39
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