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ナナオから新型FORISが登場。23.0型地上デジタルチューナー搭載カラー液晶モニターことFORIS FX2301TVである。
コレ、どういうモニターかと言うと、まずは地デジチューナーを内蔵している。ので、フツーにテレビとして使える。もちろん、ナナオならではの画質向上系機能をキッチリ搭載した高画質フルハイビジョンテレビとして活用できる。
それから入力系統の多さから、いろいろな映像ソースを接続できる。パソコンはもちろん、最新ゲーム機、PSPなどのポータブルゲームマシン、今時的なレコーダー類、それから一昔前のビデオデッキとか古めのゲーム機など、「何でも」と言っていいほど多種多様な映像機器を接続できるのだ。
画面サイズが23.0型ということで、少人数〜パーソナルユース向けの汎用モニターという雰囲気ですな。ただ、細かな機能を見たり使ったりしてみると、このFORIS FX2301TVは自分専用にしてゲームを始めとするエンターテインメントを堪能しまくりたい!! てな印象になる。拙者におけるFORIS FX2301TVは“自分専用・堪能型モニター”というイメージになった。
てなわけで以降、FORIS FX2301TVの使用感を交えつつ、その機能や性能をじっくり見ていこう。
FORIS FX2301TVには画質面やサウンド面における高い性能があったりするが、拙者の物欲を強く揺さぶったのは、その多彩な入出力端子である。本体背面の入出力端子をよーく見ると「アレもコレも全部つながる!!」的な接続性に気づく。
まず、2系統のHDMI端子。ビデオカメラやレコーダー、デジタルカメラ、PS3やXbox 360など、今時的なAV機器をケーブル1本で接続可能な端子ですな。HDMI対応パソコンもつながる。
パソコンと言えば、DVI-DとD-Subの入力端子も備えている。このうちD-Sub端子には、パソコンのほか、Xbox 360なんかも接続できますな。
それから2系統のD端子(D5対応)。従来のSDビデオデッキ/カメラ/ゲーム機などがつながる。コンポジット入力端子も装備するので、D端子すら持たない古いAV機器(たとえば旧世代のゲーム機やテープ式のビデオレコーダーなど)もちゃんとつながる。
ほか、地デジチューナー用のアンテナ端子を備えており、これはCATVパススルー信号入力にも対応する。また、出力端子としてはライン出力端子(外部スピーカーなどを接続)とヘッドホン出力端子(本体前面左)を持つ。
ここまでビシッと入力端子が揃っているのは、けっこーゴージャス。入力端子の豊富さが「どんな機器でもつながる」という安心感を生んでくれますな。てゅーか実際、手持ちのAV機器が全部つながったりするので、FORIS FX2301TVを映像機器の中核に据えられる。
いろいろつながる=各種映像ソースを表示できる、という“だけ”ではなく、最適な状態で表示できる。たとえば画面サイズもそれぞれの映像ソースに合わせることができるのだ───ビデオ入力ならアスペクト比4:3(およびそのズーム)と16:9での表示を切り替えられるし、ポータブルゲーム機の映像なら、画面いっぱいや等倍/2倍の表示も行える。さらに表示を拡大してもドット絵の雰囲気を維持するリアルイメージ機能も搭載していたりする。
ちなみにFORIS FX2301TVの最大解像度は1920×1080ドット。パソコンを接続したときはその解像度いっぱいに使えるのはもちろん、テレビ放送もフル表示つまりドットバイドットでの表示が可能だ。
| テレビ放送 | パソコン入力 | ビデオ入力 | ||
| 拡大モード | 4:3 / フル/ ズーム | フルスクリーン/ 拡大 | 4:3 / 4:3 Zoom1 4:3 Zoom2 / 16:9 |
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| 表示率 | 標準/ フル | - | 標準/ フル | |
| ゲーム画面 サイズ | - | ノーマル | ポータブル/ リアル アスペクト4:3 / アスペクト16:9 |
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| 表示率 | - | - | 1x / 2x / ジャスト | |
FORIS FX2301TVには映像をよりリアルかつ臨場感たっぷりに楽しむための動画性能が備わっている。たとえば倍速表示モード。これが機能することにより、映像がぶれずより自然な見え方になったりする。
例を挙げれば【標準モード】や【強調モード】と呼ばれる倍速表示モード。これは、60コマ/秒の映像なら、その中間のコマを推測/生成して、120コマ/秒の映像として表示する。また再生機器側で2-3プルダウン処理された映像も、スムーズ再生機能が同時に働くことで、オリジナルの24コマ/秒の映像を推測し、その中間コマを生成する。パラパラ漫画のコマ数増加&めくり速度UPと同様、より滑らかな動画になるってわけですな。実際に見ると、滑らかさも向上するし、残像感が減って見やすくなるので、オススメのスタンダード設定だ。
ほかにも【5-5/4-4モード】や【遅延軽減モード】と呼ばれる倍速表示モードがある。
【5-5/4-4モード】では、2-3プルダウン処理された映像をオリジナルの24コマ/秒で再生できる。前述の【標準モード】や【強調モード】のような補間とは違い、同じ映像を一定時間表示し続けることでフィルム映像などをオリジナルの雰囲気に近づける。これは、映画館で見る映像のイメージである。
【遅延軽減モード】はゲーム向け。このモードにすると中間コマの生成処理を省き、同じコマを続けて表示することで、従来の60コマの映像を最短遅延で表示する。また同時にスルーモードをONにすることで、映像の遅延を最小で0.5フレームに抑えられる。スルーモードとは具体的にどういうことかと言うと……。
通常は、[ゲーム機などから映像が出る]→[TV内でIP変換などの映像処理]→[表示]、てな過程を踏む。TV内での映像処理にちょいと時間がかかるため、実際に映像が出るまで約3フレームの時間がかかる。ので「映像が出た瞬間にミサイル発射ボタン押したのにミサイルが遅れて出た気が」的な違和感や不都合が生じる。
しかしスルーモードだと、[ゲーム機などから映像が出る]→[TV内でのIP変換などをスキップ]→[表示]となる。途中の処理時間を短縮することで、映像表示までにかかる遅延が最小0.5フレームに抑えられ、ゲームなどのインタラクティブな映像もリアルな体験───「まさにボタン押した瞬間ミサイル出てるゼ!!」と感じられるようになる。
こんなふうに、FORIS FX2301TVには各種映像ソースにマッチするさまざまな動画性能が搭載されている。テレビも映画もアニメも、それから反応速度重視のゲームも、さらには静止画も、最適な状態で表示してくれるのだ。
しばらく使ってみてわかるのは、FORIS FX2301TVはサウンドも楽しめる汎用モニターだっつーコトである。
たとえばFORIS FX2301TVには、このクラスの汎用モニター 〜テレビとしては比較的に大型のステレオスピーカーが内蔵されている。5cm口径のフルレンジスピーカー×2で、出力は2W+2W。これにより、パーソナルユースにおいては低音も高音も音量もまずまず満足できるという印象になる。また、前述のとおりライン出力も備えるため、外部アンプやアクティブスピーカーに接続してシステムアップすることも容易ですな。
それから、ヘッドホン向けバーチャル5.1chサラウンド機能を持っていること。コレがデカい。具体的にはドルビーデジタルおよびドルビープロロジックIIデコーダーを搭載しており、ヘッドホンをつなげばバーチャル5.1chサラウンドで音声を楽しめるのだ。
ポイントは“ヘッドホンをつなぐだけ”という点。ヘッドホンのステレオプラグをFORIS FX2301TVにジャックイン!! するだけで、各種映像コンテンツのサウンドがサラウンドに。DVDなど5.1chで収録されているドルビーデジタルのソースはそのまま、DTS5.1chやAAC5.1chやリニアPCM 2chといったソースはドルビープロロジックIIによりいったん5.1ch化されたあと、バーチャル5.1chサラウンドサウンド化される。そして臨場感たっぷりで楽しめるようになる。
繰り返して言いますけど「ヘッドホンをつなぐだけ」ですよ。ヘッドホンをつなぎ、サラウンドモード(後述)を選べば、立体音響!! AVアンプとかのシステムセットアップの必要は一切不要。FORIS FX2301TVとヘッドホンだけでバーチャルサラウンドが楽しめる。この手軽さがヒッジョーにイイですな。
なお、FORIS FX2301TVのバーチャルサラウンドには任意に選択可能な3つのモードがある。それぞれ、ゲーム1、ゲーム2、ムービーとなる。
ゲーム1は、残響を抑え気味にしたバーチャルサラウンド。音がどの位置から聞こえてくるかがよくわかるモードなので、FPS(First Person Shooting;主人公視点のシューティングゲーム)やTPS(Third Person Shooting;第三者視点のシューティングゲーム)によく向きますな。
ゲーム2は、ゲーム1よりも残響が豊かなモード。音の発生位置も空間の広がりもわかる。アドベンチャーゲームやロールプレイングゲームなどを楽しむときに選ぶと、没入感がアップする。
ムービーは映画向け。低音が強調され、長めの残響効果が得られるので、映像に重みや深みのようなものが増すという印象になる。
で、このヘッドホン向けバーチャル5.1chサラウンド機能を実際に試してみて感じるのは、ゲームがヤバいですな。今時的な高画質/高音質系ゲームの迫力倍増……てか迫力4倍増〜8倍増みたいな。
FORIS FX2301TVは23.0型画面で、まあだいたい手が届くような距離に設置することになる。と、画面上には視野いっぱいのゲーム映像が、両耳から立体感ありまくりのサウンドが。即座に映像と音が織りなすゲームの世界にカンペキ没入&手に汗って感じで楽し過ぎゆえ、ぜひお試しいただきたい。
さまざまな映像機器がつながり、表示もリアルで滑らか、さらにヘッドホンつなげばバーチャル5.1chサラウンドを楽しめるFORIS FX2301TV。そして気になる価格は、EIZOダイレクト価格で9万9,800円(税込)っ!! さらに、エコポイント対象(7000点付与※)で申請すれば7000円分の商品と交換できるのだ! ヒッジョーに買い度の高い汎用モニターなんだが、まだまだイロイロな魅力がある。
※2010年12月1日より給付ポイントが4,000ポイントとなります。また、2011年1月1日よりエコポイントの対象外となります。
たとえば、FORIS FX2301TV、基本、テレビなので、専用リモコンが付属する。シンプルで使いやすいリモコンだが、FORIS FX2301TV独自の便利機能にサクッとアクセスできる作りも好感触だ。
たとえばカラーモードボタン。FORIS FX2301TVにはカラーモード機能があり、表示するソース(コンテンツ)に合わせて映像のコントラストや色味など表示設定を容易に変更できる。
具体的には、ビデオ信号入力時だと、Power(コントラストと立体感重視のクリア表示)、ゲーム(明るく色鮮やかな映像)、スタンダード(階調も発色も自然な映像)、シネマ(暗部表現力重視のやわらかな映像)、カスタム(ユーザーによるカスタム設定)がある。これらの表示モードを一発で変えられるのがカラーモードボタンだ。
また、ちょいと凝ってるのが、本体前面のモードインジケーター。横長のLEDランプだが、この色がカラーモードによって変わるのだ。現在どのカラーモードになっているか、そのイルミネーション色を見るだけでわかる。さらにこのインジケーター、周囲の明るさによって輝度が変わったりするので煩わしさもナイ。
リラックスモードボタンなんかもユニークですな。リラックスモードとは、視聴角度に応じてガンマ設定を変えられるという機能。真正面から見ているときと寝そべって斜め下から見ているときでは画面の見え方(明るさなど)が少し変わるが、これをガンマ設定変更で補正するというのがリラックスモードだ。これもまた、リモコンのボタン一押しで5段階にサクッと調整できる。
てな感じで、さまざまな箇所に便利だったり実用的だったりする機能/性能を備えているFORIS FX2301TV。やはりゲーマーにとって好都合な部分が多い汎用モニターなので、ゲーム好きならとりあえず激チェック!! と言いつつ、PCも使うしテレビも観るしDVD映画も好きだしゲームもするヨというマルチメディアな人にも、実はかなりオススメだったりする。
本体のカラーバリエーションは、サウンドジャケットことスピーカーカバーの色違いで「フィーバーレッド」と「ワンダーブラック」の2色が標準で用意されている。そのほか、EIZOガレリア銀座・EIZOダイレクト限定で、サウンドジャケット単体販売もされており、「アクティブブルー」、「ディライトイエロー」、「ディアブラウン」の3色が追加で用意されているのだ。
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標準で用意される本体カラーは、「フィーバーレッド」の他に、写真の「ワンダーブラック」も用意される |
サウンドジャケット単体での販売もされる。追加色は、手前から「ディライトイエロー」、「ディアブラウン」、「アクティブブルー」 |
ちなみに現在、EIZOダイレクト発売記念キャンペーンを実施中。FORIS FX2301TVのサウンドジャケットは合計5色あるが、キャンペーン期間中にEIZOダイレクトサイトもしくはEIZOガレリア銀座でFORIS FX2301TVを購入すると、追加のサウンドジャケットをひとつもらえる。もちろん好みの色のを。
多彩な入出力端子があり、サイズ的にもいろいろな場所/シーンで使えるFORIS FX2301TV。末永く使える一台なので、交換用サウンドジャケットと一緒にゲットして、気分次第でアクセント色を変えてみるのも楽しゲですな。
ともあれ、FORIS FX2301TVは何しろコストパフォーマンスと汎用性が高く、とくにパーソナルユースにはちょうどいいサイズだったりする。ので、たっぷり楽しめる自分専用のモニターを探しているという人は、改めてFORIS FX2301TVをじっくりとチェックしてみて欲しい。
■FORIS FX2301TV
http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cFX2301TV/
■EIZOダイレクト
http://direct.eizo.co.jp/
■株式会社ナナオ
http://www.eizo.co.jp/
■ナナオ、ゲーミングモニタ「FX2301TV」を6月24日に発売
倍速モード、地デジチューナー搭載のフルHD液晶、バーチャル5.1chサラウンドにも標準対応
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100610_373332.html
■ナナオ、遅延低減などゲーム向け23型地デジ液晶−倍速駆動。サラウンドヘッドフォンで敵位置把握
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100610_373276.html
■ナナオ、倍速駆動対応/最小遅延0.5フレームのゲーマー向け23型液晶〜地デジチューナとドルビープロロジックII機能も搭載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100610_373319.html