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Suica機能を持つ地域連携ICカード拡大。関東・東北で9種類

JR東日本は、2月から5月にかけて、関東・東北地方の5県で9種類の地域連携ICカードのサービスを開始する。Suicaを基盤とした地域連携ICカードを、地域の事業者とともに広げていく。

地域連携ICカードとは、地域のバス事業者が運行するバスの定期券や各種割引などの地域独自サービスに加え、Suica対応エリアにおける乗車券や電子マネーなどのサービスも利用できるカード。JR東日本では、'21年3月より地域連携ICカードの提供を開始し、栃木県で「totra」、岩手県で「IwateGreenPass」が提供されている。

2月から5月にサービスを開始する県は、青森県3種、岩手県1種、秋田県2種、山形県2種、群馬県1種。

SuicaエリアおよびSuicaと相互利用を行なっているエリアでの乗車券利用のほか、「新幹線eチケット」「タッチでGo!新幹線」の利用や、「JRE POINT」の登録など、Suicaの各種機能が利用可能。

お店等での利用については、電子マネーとして使えるほか、交通系ICカードやSuicaのマークがあるコンビニやセブン銀行ATMなどでのチャージもできる。

利用可能エリア例(ハチカ)

    サービス開始する地域連携ICカードのカード名称、事業者名、サービス開始日
  • AOPASS/アオパス(青森県):青森市企業局交通部・ジェイアールバス東北/3月5日・12日
  • ハチカ(青森県):八戸市交通部・岩手県北自動車/2月26日
  • 名称未定(青森県):十和田観光電鉄/3月5日
  • iGUCA/イグカ(岩手県):岩手県北自動車・ジェイアールバス東北/2月19日・3月12日
  • AkiCA/アキカ(秋田県):秋田中央交通・秋田市/3月26日
  • Shuhoku Orange Pass/シュウホク オレンジパス(秋田県):秋北バス/3月12日
  • yamako cherica/ヤマコウ チェリカ(山形県):山交バス・山交ハイヤー・米沢市/5月14日
  • shoko cherica/ショウコウ チェリカ(山形県):庄内交通/5月14日
  • nolbé/ノルべ(群馬県):上信電鉄・群馬中央バス・日本中央バス・日本中央交通・群馬バス・矢島タクシー・永井運輸/3月12日