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PayPay銀行、口座開設でマイナンバーカードを使った公的個人認証。銀行初

PayPay銀行は、個人口座開設時の本人確認に、マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスを10月10日から導入する。銀行口座開設での公的個人認証サービス利用は、PayPay銀行が初となる。

公的個人認証サービスは、マイナンバーカード内に記録された電子署名を活用し、住民基本台帳に裏付けられた本人を証明するもの。他人によるなりすまし申請やデータの改ざんを防ぎ、スムーズに本人確認を行なえる。公的個人認証は、野村総合研究所の「e-NINSHO」を採用している。

PayPay銀行では、これまでもスマートフォンでの自撮りを使ったオンラインの本人確認を行なっていたが、カメラでの自撮りや本人確認資料の撮影が必要だった。公的個人認証サービスを活用することで、自撮りや本人確認資料撮影が不要となるほか、氏名、住所、生年月日をマイナンバーカードから取得し、該当情報の入力が不要となるなど、口座開設時の手間を軽減できる。

利用にはPayPay銀行アプリと、NFC対応のスマートフォン、マイナンバーカードが必要となる。