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ららぽーと、九州上陸。「ららぽーと福岡」'22年春開業

三井不動産、九州電力、西日本鉄道は、福岡市博多区青果市場跡地の商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」に決定した。「三井ショッピングパーク ららぽーと」は九州初進出で、国内では国内17施設目。開業は2022年春を予定している。同時に、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」と、木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」も九州初進出として出店する。

福岡市が実施した「青果市場跡地活用事業」の事業者公募等を経て、3社共同で設立した特別目的会社(博多那珂6開発特定目的会社)が当該跡地を取得し、推進している事業。

幹線道路の筑紫通りに隣接し、施設内にはバスターミナルを新設予定。JR鹿児島本線「竹下」駅から徒歩9分に立地し、国内外からの広域交通拠点である福岡空港、博多駅と近接し、各方面からの新設バス路線も計画中。

多様な人々が集い出会う多彩な“パーク”(広場)をはじめとして、コミュニティの拠点となる活気あふれる空間を施設全体に創出し、福岡市の新たな拠点として魅力的な街づくりに貢献するとしている。具体的なパークの計画や導入コンテンツ等については、今後順次公表する。

「キッザニア」は、3歳から15歳までのこども達を対象にした職業・社会体験施設。現実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを体験できる。「キッザニア東京」(2006年開業)、「キッザニア甲子園」(2009年開業)に続く九州初進出で、開業は2022年夏を予定。

「福岡おもちゃ美術館」は、アナログのおもちゃが約8,000点展示される体験型ミュージアムで、グッド・トイ受賞作や木育おもちゃ、大人が楽しめるボードゲーム、福岡の伝統玩具などで実際に遊ぶことができる。遊びの案内人として館内で活躍するボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」を養成し、開館までに約200名が誕生予定。多世代が交流する日本最大級のおもちゃ美術館として九州初進出する。

所在地は、福岡市博多区那珂六丁目351番他(福岡市青果市場跡地)。敷地面積は約86,600m2。延床面積は約206,400m2。店舗棟は鉄骨造地上5階、地下1階建。立体駐車場棟は鉄骨造地上7階建2棟。駐車台数は約3,050台。