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上海に実物大「フリーダムガンダム」。海外初の「ららぽーと」

三井不動産は、中国・上海においてリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」を4月28日に開業する。ららぽーとが海外に展開するのは初。敷地内にはこちらも海外初となる実物大ガンダム立像「実物大フリーダムガンダム立像」を展示する。

アジアの新たなフラグシップ施設として開発。秋までに約180店舗が順次オープンする。中国・上海ではECを中心とした消費スタイルが形成されており、消費者はリアル施設に対して商品を購入するだけではない消費活動に期待や注目がされていることから、同施設では「体験」を軸とした時間消費型コンテンツに注力している。また、ファッション性の高い注目ブランド、デイリーユースに便利な店舗から飲食ゾーン、電気自動車のショールームまで幅広い楽しみを提供する。

施設のデザインは、上海が持つモダンかつスタイリッシュなイメージに、日本の伝統文化「折り紙」を融合したデザインを採用した。

施設内には、バンダイナムコグループのサンライズ、創通と共同で、海外初となる実物大ガンダム立像として、「フリーダムガンダム」を設置。「フリーダムガンダム」は、2002年にTV放送された「機動戦士ガンダム SEED」に登場するモビルスーツで、海外のガンダムファンの間でも高い人気を誇る。

劇中と同スケールの頭頂高18.03mの実物大フリーダムガンダムで、実物大ガンダム立像の中で初めて背中に大きな羽根を有し、ドラマチックで迫力あるシルエットとしている。羽根の先端には、新たな設定である着地用のランディング・ギアを装備。アニメ本編では描かれることのなかったフリーダムガンダムの機能を確認できる。またカトキハジメ氏による新規マーキングデザインによりフリーダムガンダムに新しいイメージを与えている。

中国本土で2店舗となるガンダムベース公式旗艦店「THE GUNDAM BASE ららぽーと上海金橋店」もオープン。ガンダムの様々な体験を提供する。1/1 フリーダムガンダム立像限定版ガンプラを始め、ここでしか手に入らないアイテムの販売や、その場で見たアイテムのオンライン購入など、ガンプラを中心としたガンダム商品やガンダムの世界観を楽しめる。また、ガンダムベース開店記念イベントも実施。様々な商品展示やガンプラの販売、模型教室の実施を予定している。

所在地は上海市浦東新区新金橋路738号。敷地面積は約43,000m2。延床面積は約146,000m2。店舗面積は約55,000m2。建物は地下2階、地上11階。商業部分は地上1階から6階まで。7階から11階はオフィス。駐車場台数は1,000台。