ニュース

厚労省、きのこ類のオークション販売に注意喚起

厚生労働省は、オークションサイトやフリマサイトで野生の農産物(山菜、きのこ等)を販売する際、出荷が制限されている地域の産出ではないことを確認するよう注意喚起している。食品衛生法に定める食品中の放射性物質の基準値(100bq/kg)を超える野生の山菜、きのこ類が販売される事例が確認されたため。厚労省では、インターネットモール運営業者8社に協力を依頼している。

原子力災害対策特別措置法に基づき、厚労省は現在でも野生のきのこ類は一部の地域で出荷制限や採取制限を実施している。出荷制限地域以外でも放射性物質の基準値を超えるものの販売は、食品衛生法違反になる。

メルカリも、厚労省からの注意喚起を受けて19日付けで採取場所に注意するよう告知。また、他人の私有地や公有地で許可無く採取した山菜・きのこ類の出品をやめるよう求めている。