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福岡市、ハンコレス完了。全3800種の書類が押印不要に

福岡市は、市役所へ提出する申請書等の押印義務づけを9月末までにすべて廃止し、ハンコレスを実現した。対象となるのは、市役所に提出される全3,800種類の申請書類。

市民負担の軽減と、行政手続のオンライン化を推進しやすくするため、福岡市は2019年(平成31年)1月から申請書類の押印義務廃止の取り組みを開始。2021年(令和3年)3月末までの達成目標だったが、これを前倒ししての実現となった。これにより、市へ提出される書類の全3,800種類をハンコレス化した。取り組み前の押印不要な書類の数は700種類で、2年を経ずに全書類のハンコレス化を実現した。

依然として押印が必要なのは、国や県の法令で義務づけられている残り900種類の書類のみとなる。