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表参道・明治通り交差点の新施設、外装デザイン決定。神宮前再開発

外観イメージ(昼)

神六再開発と東急不動産がともに進めている、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に開発する施設の、外装および屋上デザインが決定した。2022年度竣工予定。

表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置する立地にて進められている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」による新施設。外装・屋上デザインは、建築家・平田晃久氏が手掛けている。

外観イメージ(夜)
屋上イメージ

自然と人工の、表参道のケヤキ並木や、神宮の森、表参道の街並みといった多種多様な要素が共存する新しい都市を表現。外装のコンセプトは「KNIT DESIGN(まちを編む)」で、「原宿・表参道」という街を意識し、古と新との融合、外と内との融合など、共存しながら未来につなげる街づくりをイメージしたという。

ガラスの外装は、凹凸面の“umi”エリアとフラット面の“shima”エリアの2つのエリアで構成。

“umi”エリアでは、街並みや空、街を行き来する人、ケヤキ並木の緑など、「まち」の姿をガラス面に映し込み、“shima”エリアは、建物内部の「みせ」が発信する賑わい、新しいモノづくりや体験の場を発信するとしている。施設全体が「まち」と「みせ」それぞれの反射により混ざり合い、ひと・みどり・街並みなどが、まちを編む込むニットのように絡み合い、共存する姿を表現したという。

ガラスファサードは、熱負荷低減に効果のあるガラスを採用。デザイン性とともに、環境への配慮も図る。

所在地は東京都渋谷区神宮前六丁目1000番。施設の用途は店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等。規模は地上10階・地下2階、敷地面積約3,085m2、延床面積約19,930m2