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田町駅前再開発、「タワーN」竣工で「msb Tamachi」街区完成

東京ガス不動産、三井不動産、三菱地所の三社は15日、JR田町駅東口の再開発街区「msb Tamachi(ムスブ田町)」全体が完成したと発表した。

msb Tamachiは、JR田町駅東口に隣接する東京ガス不動産所有地に複合ビジネス拠点を建設するプロジェクト。主として「ステーションタワーS」「ステーションタワーN」「プルマン東京田町」の3棟からなり、2015年に起工、着工。2018年より順次竣工、稼働しており、今回、ステーションタワーNの竣工をもって、街区全体の完成となった。街区の面積は約28,000m2。オフィスエリアの総面積はタワーS、タワーN合わせて約5万坪。

ステーションタワーNの商業ゾーンには、計36店舗のレストランやショップが入居し、9月1日より営業を開始する予定。

TGMMは今後、msb Tamachiに入居する企業の従業員や田町駅近隣の居住者、田町駅来訪者に向けたエリアマネジメント活動を実施する。一例としては、入居するハンドメイトマーケットやマルシェのアピール、夏場のビアガーデン、冬場のイルミネーション開催などの各種イベントを挙げている。従業員向けには、入居企業間の交流を目的としたサークル活動やワークショップ、見学ツアーなどの促進を支援するという。

具体的な活動内容ならびに日程については、新型コロナウイルス感染症の影響や社会情勢を鑑みて決定する。

msb TamachiステーションタワーNで開業する店舗は、スーパーマーケット「ライフ」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、図書・文具店の「くまざわ書店」のほか、テイクアウトカレー&カフェスタンド併設の三菱自動車本社ショールームや、都内初出店の「うなぎ四代目菊川」などレストラン、居酒屋などが多数入居する。