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メルカリ、取引評価「普通」を削除。「良かった」「残念だった」2択に

メルカリは、取引評価機能を、従来の「良い」「普通」「悪い」の3種類から「良かった」「残念だった」の2種類に変更した。また、過去の取引評価表示を、最新100件のみにする。

取引評価において「普通」の解釈が利用者によって異なることから変更したもの。「普通」をネガティブに感じる人と「普通」を「問題無く取引を終えた」とポジティブに考える人がいることから、トラブルを減らすことが目的。

また、「悪い」という断定的な言葉ではなく、個人の気持ちに寄り添う「残念だった」という言葉を使うことで、より気持ちよく取引ができるようにした。

過去の取引評価については、これまでサービス開始以来、7年分の全評価を表示していたが、これは最新の取引環境に沿った情報を提供できているとは言えないとし、直近100件の取引評価のみを表示するようにした。

メルカリでは、99%の利用者が「良い」評価で取引を終えるが、残り1%は、メルカリの規約に反している場合だけでなく、誤解や価値観の相違で「普通」や「悪い」評価を受けているという。今回の取り組みにより、解釈の差を減らし、古い情報の表示を無くすことで、利用者のネガティブな体験や、心理負担を減らしていく。