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「持ち運べる市役所」へ。埼玉 和光市のLINE公式アカウントはパブコメも出せる

埼玉県 和光市は、「持ち運べる市役所」実現に向けた和光市LINE公式アカウントを開設した。LINEと、和光市、Bot Expressが協力し、LINE上に様々な行政手続きや、まちづくりに携われる機能を集約した。

和光市公式アカウントでは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市民に対する「中小企業・小規模事業者支援金」や「水道料金及び下水道使用料の免除」の申請手続きが行なえる。

行政手続きに関連した機能も用意。さらに、市の将来像や今後のまちづくりの方針等について記している「第五次和光市総合振興計画基本構想(素案)」に対するパブリックコメント(パブコメ)を、LINEで市に提出できる機能も設けている。

パブコメをLINEで提出

これまで、パブコメを提出するには、市のホームページから意見書をダウンロードし、印刷の上郵送する等の手続きが必要だった。LINEでの提出を可能とし、より多くの市民が気軽にまちづくりに携われる新たな仕組みとなることを目指す。

なお、自治体のLINE公式アカウントで、チャットボット技術を活用した支援金等の申請機能や、パブコメを提出できる機能の実装は全国で初。