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出前館ら、休業の飲食店従業員を配達スタッフに一時雇用

出前館と、宅配寿司「銀のさら」など運営のライドオンエクスプレスホールディングスは、新型コロナウイルスの感染拡大により、休業、営業縮小を余儀なくされている飲食店支援のため「飲食店向け緊急雇用シェア」を開始する。受付は4月30日まで。

営業が困難になった飲食店で働く従業員(アルバイト)の短期的な雇用確保が主な目的。今後、需要増加が見込まれる出前の配達スタッフとすることで、出前需要と雇用機会創出を両立しながら、飲食店とデリバリー事業者との人材交流によって業界理解を促進するとしている。

両社が設置する「飲食店向け緊急雇用シェア お問い合わせ窓口」(koyohelp@demae-can.co.jp)に、受け入れ希望の飲食店が問い合わせて申し込む。申込後は3営業日内に受け入れ先調整結果を連絡する。

従業員が在籍する飲食店の雇用ニーズが回復した時点で、従業員の再募集に影響が出ないよう、速やかに元の飲食店へ復帰できる体制も整える。

両社は今後も、飲食店をサポートできる取り組みをスピーディーに展開できるよう、引き続き協力を進める。