ニュース

LINE、同じ画面を見ながらビデオ通話できる「画面シェア」提供開始

LINEは、皆で同じパソコン画面を見ながらビデオ通話ができるグループビデオ通話機能「画面シェア」を3月16日より提供開始した。

リモートワークや学校休校など、コロナウィルス感染拡大抑制施策が実施された2月下旬から「LINE」でのグループコミュニケーションが増加。その状況を受けて、当初2020年内提供予定だった「画面シェア」を、前倒しして追加した。

「画面シェア」は、LINEグループや複数人トークの友だちとグループビデオ通話をする際、参加している全員のLINE画面に、あるユーザーのパソコン画面を一緒にシェアしながらビデオ通話ができる機能。

パソコン画面をグループにシェアするユーザーはパソコン版「LINE」が必要だが、画面をシェアされる側のユーザーはパソコンは不要。スマホなどからシェアされたパソコン画面を確認できる。LINEのWindows/Mac デスクトップ 5.23.0 バージョン以上で利用可能。

画面シェアの利用可能人数はグループビデオ通話同様、3人から最大200人。参加者の顔はパソコン版LINEの場合は最大16名、スマホの場合は4名まで画面分割で同時表示、5名以上はアイコンで表示される。いずれの場合も発言者がフォーカスされる。

LINEが想定している「画面シェア」の利用シーンは、以下の通り。

学校や塾の先生と生徒が教材を共有してサテライト授業
学校やクラス、部活の仲間たちで卒業式で披露する予定だったコンテンツを見るなどして卒業式や終業式
リモートワーク時、同僚同士で会議の資料を共有してビデオ会議
アーティストのファン仲間で延期となったアーティストの最新ライブを鑑賞しつつバーチャル飲み会