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電子書籍を友人と回し読み。電子書籍ストアのhontoがシェア機能

honto電子書籍ストアが、「紹介用URL」を使った「honto電子書籍回し読み」サービスの実証実験を実施する。期間は9月9日から19日まで。対象の書籍は東洋経済新報社の「AI vs.教科書が読めない子どもたち」。

honto電子書籍回し読みは、紙の書籍で行なわれている回し読みを、電子書籍で実現させるための機能。電子書籍を利用したユーザー間のコミュニケーションの活性化や、口コミ効果による電子書籍の拡散、利用増を狙いとしている。

施策名は、「『honto電子書籍回し読み』お友達と『AI vs.教科書が読めない子どもたち』を読もう!」。対象者は、hontoの紹介ブログラムに登録した上で、特設ページ経由で50%オフクーポンを使って対象商品「AI vs.教科書が読めない子どもたち(有料電子版)」(税込1,620円)を購入したユーザー。

対象ユーザーには、メールで同電子書籍の電子無料試読版のURLとシェアの手順が届く。対象ユーザーは通知されたURLを基にhontoのアフィリエイト機能を利用し、紹介用URLを生成。そのURLをSNS等で発信する。

他のユーザーは、対象ユーザーが発信したURLから電子無料試読版の購入が可能。honto会員登録をすればhontoビューアアプリで、購入から7日間、全ページ閲覧できる。

その後、電子無料試読版を購入したユーザーが有料電子版を購入すると、URLを発信した対象ユーザーには、アフィリエイトの成果報酬として1冊につきhontoポイント(300ポイント)が付与される。付与上限は600ポイント。アフェリエイト対象期間は9月30日まで。

今回の実証実験で一定の効果が得られれば、各出版社に対して販促手法として同様のキャンペーンの実施を働きかけ、honto独自の取り組みとして展開を進める。