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スクーターシェア「HELLO SCOOTER」が今夏スタート

シェアサイクル「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreetは、本田技研工業(Honda)の技術協力のもと、スクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER」を今夏開始する。

HELLO CYCLINGは、全国約200市町村で展開されているが、そのスクーター版となるのが「HELLO SCOOTER(ハロースクーター)」。大手不動産、コンビニ、鉄道会社、駐車場管理会社などのパートナー企業と提携し、東京・埼玉・千葉でサービスを提供。順次その他の地域にもエリアを拡大していく。

HELLO SCOOTERは、専用アプリケーションでスクーターの貸出・返却場所「ステーション」の検索、利用予約、決済までの一連の手続きを行なえる。また、「ワンウェイトリップ(乗り捨て)方式」を採用し、エリア問わず全てのステーションに返却できるため、街乗りや観光など利用に加え、配送サービスなどのビジネスユースにも対応できるという。

利用には、原付運転可能な免許証の携帯とヘルメットの着用が必須。ヘルメットはHELLO SCOOTERに備え付けられているため、利用者が用意する必要はない。展開予定の車種は、BENLY、GYRO X、GYRO CANOPY。料金等はサービス提供時にホームページなどで案内する。

BENLY
GYRO X
GYRO CANOPY

Hondaの技術協力により、原付スクーターと原付三輪(BENLY、GYROなど)と、OpenStreetが開発した専用アプリと通信ユニットを接続。スクーターの位置情報や走行距離・速度などのデータの収集が可能となり、このデータを分析・活用することで、今後の商品やサービスの使い勝手向上に繋げ、MaaS (Mobility as a Service)時代に向けた新しい価値の創出を目指すという。

サービス開始に先立ち、7月18日、19日に開催される「SoftBank World 2019」のOpenStreetブースにスクーターを展示する。