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ファミリーマートがdポイント、楽天ポイントに対応。11月からオープン主義に

ファミリーマートは、店頭におけるポイントサービスとして、現在の「Tポイント」に加え「dポイント」と、「楽天ポイントカード」を導入する。導入時期は、2019年11月を予定しており、全国のファミリーマート約16,000店舗で対応する。

これにより、利用者のライフスタイルにあわせたポイントを選択し、ポイントを”貯める・使える”ようになる。また、2019年7月スタート予定の決済機能付きスマートフォンアプリ「ファミペイ」とポイントサービスを連携させ、ポイント利用から決済までを、一つのバーコード提示で完了できるようになる。

dポイントも楽天スーパーポイントも、支払い200円(税込)ごとに1ポイント付与。楽天ポイントは、ファミペイの共通ポイントサービス連携機能により、ファミペイ上でも手軽に利用できるという。

ファミリーマートでは、「今後も、、オープン主義のもと様々なポイントプログラムとの連携を検討する」とし、「ファミペイ」を軸に、デジタル戦略を推進する。

また楽天ペイメントは、2018年11月にファミマとブランド統合した「サークルK・サンクス」で発行していた「サークルK・サンクス楽天ポイントカード」の利用者に向け、改めてファミリーマートで利用可能になることを記念したキャンペーンなども予定している。

ファミリーマートは、2007年からTポイントを導入し、2015年にはTポイントを運営するTポイント・ジャパン(TPJ)の株主にもなっていた。

11月のdポイントや楽天ポイント対応以降も、Tポイントは継続して利用可能。

ただし、ファミリーマートは、TPJの全株式をCCCマーケティングに譲渡することも発表している。

CCCマーケティングは、「今般のファミリーマートにおけるポイントサービス多様化の方針を受け、多様化によるアライアンスパートナーへの影響を鑑み、ファミリーマートに対して保有するTポイント・ジャパンの全株式売却を要請し、契約締結に至った」と説明している。