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ゆうちょ銀の「mijica」がデビットカードに。Visaのタッチ決済にも対応

ゆうちょ銀行が発行する、Visa加盟店で利用可能なプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」に、1月28日からデビットチャージ機能が追加され、「ゆうちょ Visa デビットカード(プリペイド機能付き)」になる。Visaのタッチ決済、1回当たりの利用上限額設定、ICチップ、海外ATM出金も追加される。

mijica 券面デザイン

デビットチャージ機能は、支払いのときにチャージ残高が不足したときに、不足額分を設定しているゆうちょ銀行口座から自動的にチャージされる機能。デビットチャージ機能をオフに設定することも可能で、オフ時にはプリペイドカードとして利用できる。

1回当たりの利用上限額は、1万円から100万円の間で、1万円単位で設定可能。これまでは5万円固定だった。

海外ATM出金は、「Visa」または「Plus」のブランドマークがついた海外のATMにおいて現地通貨を引き出せるサービス。利用するには、デビットチャージ機能をオンに設定しておく必要がある。

mijicaは、満12歳以上(小学生を除く)で、ゆうちょ銀行の総合口座を持っていれば利用可能。ただし、口座振替決済機能、海外ATM出金機能の利用は15歳以上。年会費は無料。

なお、IC対応に伴い、一部の郵便局・ゆうちょ銀行で対応していた即時発行は終了し、カードは郵送で届けられる。また、これまでのmijicaでは新機能は利用できず、新カードに切り替える必要がある。

また、「mijica ご入会・ご利用キャンペーン」を実施。1月28日から5月31日の間に、従来のmijicaから切り替えたユーザーも含め、mijicaに入会し、3か月連続で毎月5回以上ショッピングでmijicaを利用した人に、もれなく1,000円分のチャージをプレゼントする。自動エントリーなので応募は不要。

入会・切替月と利用対象月のパターンは、1月28日から2月に入会・切替した人の利用対象月は3月から5月、チャージ付与時期は7月末。以降、対象月は入会翌月から3カ月で、チャージ付与時期は入会5カ月後の月末。5月に入会・切替した人までが対象となる。

なお、大日本印刷(DNP)が「国際ブランドプリペイド決済サービス(口座振替決済機能)」などを提供、クレディセゾンがシステム開発・運営業務を受託している。