法林岳之 執筆 美しく、速く、使いやすく 最高峰を目指して進化を遂げたAQUOS PHONE SERIE SHL21

スマートフォンの快適さを加速させる4G LTEサービス

今から約2年前。国内ではまだスマートフォンと呼べるモデルが数機種しかなく、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信など、ケータイから乗り換えるために必要な機能が搭載されておらず、ユーザーとしてはリスクを背負って移行しなければならない状況にあった。そんなときに登場したのが、auとシャープによって開発された本格的な日本市場向けのスマートフォン「IS03」だった。「スマートフォンを使いたい」というユーザーの期待にしっかりと応えてくれたモデルであり、IS03をきっかけに、国内のスマートフォン市場は一気に拡大したと言っても過言ではないだろう。

あれから2年。国内のスマートフォン市場は、すでに稼働台数で3000万台を超えたと言われており、店頭で販売される端末も圧倒的にスマートフォンが主流となりつつある。単純に販売台数が増えただけでなく、街中でもスマートフォンを使う人を日常的に見かけるようになり、さらにシニア層や若年層など、幅広いユーザー層へと拡がりを見せようとしている。スマートフォンと言えば、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワークサービスをはじめ、インターネット上で提供されるさまざまなサービスとの連携が魅力とされているが、国内においては、かつてのケータイ時代に培われたノウハウを活かし、実在する店舗や既存のサービスとの連携も増え、ケータイ時代以上に生活シーンに密着したものへと成長しつつある。

そして、スマートフォンが拡大していく中で、今、もっとも大きな変革の時期を迎えようとしているのがコンテンツサービスだろう。なかでも音楽配信サービスや映像サービスは、ライトに楽しむユーザー向けのものをはじめ、思う存分に堪能したいユーザーをターゲットにしたサービスまで、幅広いサービスが登場し、人気を集めている。たとえば、auは月額390円でアプリが取り放題になる「auスマートパス」を今年3月から提供し、人気を得ているが、さまざまなジャンルの音楽を聴き放題で楽しめ、新しい音楽との出会いを体験できる「うたパス」(月額315円)、新作を含む映画やビデオを見放題で楽しめる「ビデオパス」(月額590円)をスタートさせ、今までにない新しいAudio&Visualの楽しみ方を提案している。そして、12月からはいよいよコミックや小説、ライトノベル、実用書、写真集などが月額定額制で読み放題になる「ブックパス」(月額590円)がスタートする。いずれのジャンルにも共通して言えることだが、今までは「1タイトルいくら」という形で提供されていたものが「いくらで○○放題」という形で利用できるようになり、今まで以上にスマートフォンを活用できるシーンが拡がる状況になりつつあるわけだ。

しかし、そうなってくると、ユーザーとしては心配なこと、気になることが増えてくる。当然のことながら、映像や音楽、電子書籍は、Webページのテキストデータや画像に比べれば、ファイルサイズが大きく、通信にも時間がかかるうえ、利用時間が長くなれば、電池の持ちも心配になる。また、映像や音楽を楽しむのであれば、より美しい画面で楽しみたいところだ。

11月2日に発売された、「AQUOS PHONE SERIE SHL21」

auから発売されたシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SERIE SHL21」は、まさにそんなユーザーのニーズにしっかりと応えてくれる期待のモデルだ。モバイルデータ通信は、auが本格的にサービスを展開する4G LTEサービスに対応し、4.7インチのS-CGSilicon液晶ディスプレイ、CPUに米クアルコム製の1.5GHzデュアルコアプロセッサ「SnapDragon S4 MSM8960」、裏面照射型CMOSセンサーによる1312万画素カメラ、2040mAhの大容量バッテリーという最高峰レベルのハイスペックを実現しながら、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防じんという日本仕様もしっかり対応し、なおかつシャープならではの使いやすさにもこだわったスマートフォンに仕上げられている。かつてのIS03が国内のスマートフォン市場を本格的に拡大するきっかけになったように、このSHL21もスマートフォンを今まで以上に快適に活用する新しい時代へ向けたモデルとして、開発されているわけだ。

持ちやすいサイズで美しい大画面を実現

約4.7インチのS-CGSilicon液晶システムを採用し、鮮明な表示と省電力化を両立している

スマートフォンを語るうえで、もっとも大切なパーツのひとつがディスプレイであることは誰もが認めるところだろう。スマートフォンのディスプレイは画面に表示された情報を見るだけでなく、アイコンや画像、リンクにタッチしながら操作をするため、従来のケータイ以上に重要な存在となっている。当然のことながら、各社ともディスプレイには力を入れ、より大きなサイズのディスプレイを搭載してきているが、必ずしも大きさだけがディスプレイの良し悪しを左右するわけでもない。

SHL21には、1280×720ドットのHD表示が可能な約4.7インチのS-CGSilicon液晶システムが採用されている。まず、このS-CGSilicon液晶システムについて説明しておくと、ISW16SHに比べ約1.5倍の透過率を実現し、少ない電流で鮮明な表示を可能にしているが、さらにバックライトコントロール処理などにより省電力化をも両立している。また、これまでのほとんどの液晶パネルは、何か画像が表示されていると、常にCPUが稼働し続け、バッテリーを消費してしまう状態だったが、S-CGSilicon液晶では液晶ガラス上のICにメモリを搭載することで、静止画を表示しているときはCPUの画像転送を停止し、電力消費を抑えている。実際の利用シーンに合わせてみるとわかるが、Webページを見たり、SNSのタイムラインを追っているとき、画面は常に動き続けているわけではなく、「読む」「スクロール」「読む」「リンク」「読む」ということをくり返している。この「読む」という状態のときはメモリに記録された情報が表示され、CPUの電力消費を抑えることができるわけだ。時間的にはごく短時間の停止のくり返しになるが、こうした小さな『節電』の積み重ねがSHシリーズのバッテリーライフの長さにつながっているのだ。

SHL21の液晶ディスプレイでもうひとつ特長的なのは、従来モデルから採用されている、パソコンのsRGB基準に合わせた「ナチュラルカラーモード」で表示できる「SVエンジン3」を搭載していることだ。ネットショッピングなどで、商品の色合いが気になるときに切り替えるだけでも十分に効果を発揮するはずだ。

そして、従来モデル同様、周囲からののぞき見を通知パネルのボタンからワンタッチで切り替えられる「カラーベールビュー」、屋外でもコントラストを自動調整して見やすくする「アウトドアビュー」、液晶パネルと前面パネルの間の空気層をなくすように貼り合わせることで、太陽光による乱反射やバックライトのロスを抑える「リフレクトバリアパネル」などが受け継がれている。なかでもカラーベールビューは画面サイズが4.7インチと大きくなり、視認性が格段に向上しているだけに、公共交通機関での移動が多い女性ユーザーなどには広くおすすめできる。

ちなみに、こうした液晶パネルの大型化は、当然のことながら、ボディサイズの大型化につながりやすいが、SHL21はボディ幅を約68mmに抑えており、従来のISW16SHとくらべてもわずか約2mmの差しかなく、手に持った印象もほとんど変わらないレベルだ。

本体は2層構造になっており、背面はやや丸みを帯びているデザイン

従来のISW16SHよりも液晶パネルが大型化しているが、ボディ幅は約2mmしか大きくなっておらず、手に持った印象もほとんど変わらない

パネル面の振動で音声を伝える「ダイレクトウェーブレシーバー」を採用。受話口がなく、フラットで仕上がりが美しい

ところで、SHL21の外見、特に正面の写真を見てもらいたいのだが、他のスマートフォンに比べ、非常にスッキリした印象はないだろうか。今回のSHL21はパネル面の振動で音声を伝える「ダイレクトウェーブレシーバー」を採用しており、前面に受話口のスピーカーによる穴が空いていない、フラットなフェースに仕上げられている。受話口がないことはフラットで仕上りが美しいだけでなく、ホコリや水なども入る心配がないため、安心して使うことができる。また、受話口の位置を耳に合わせる必要がなく、そのままパネルを耳に当てるだけで、明瞭に通話ができるというメリットを持つ。ちなみに、本体には2つのマイクが内蔵され、音声と周囲の雑音を区別し、クッキリとした声を相手に伝える「くっきりトーク」も搭載されるなど、音声サポートの機能も充実している。

タッチパネルそのもののチューニングについては、従来モデル同様、シャープ独自のダイレクトトラッキング技術が採用されており、タッチ操作におけるすばやいレスポンスとなめらかな動きをバランスさせ、快適な操作感を実現している。このあたりは、古くPDAの時代からタッチパネルを扱ってきた、シャープならではの強みと言えるだろう。

本体カラーは、クリアブルー、ブリリアントピンク、マットブラックの全3色

安心して使える充実のハードウェアスペック

ディスプレイとも関わりの多いカメラについては、本体背面に裏面照射型CMOSセンサーによる1312万画素カメラを搭載する。スマートフォンの場合、ボディサイズが大きく、折りたたみなどのケータイとは手に持ったときの感覚が違うため、撮影時に手ぶれを起こしてしまうことがあるが、SHL21では、新たにレンズの駆動による光学手ぶれ補正を搭載し、手ぶれが起きやすい暗いところでの撮影やズームアップしたときの撮影でも、クリアに静止画や動画を撮影できるようにしている。ちなみに、ズームや明るさの調整もタッチパネルでの操作が可能だ。また、撮りたいときにすぐ撮影できるように、Feel UXのウェルカムシートから約0.4秒でカメラを起動できる「ON速起動」 に対応する。カメラの使い勝手の面で、なかなか実用的なのが「カメラウィジェット」だ。SHL21にはシーン別撮影をはじめ、多彩な機能が搭載されているが、これらの内、3つをカメラウィジェットに登録でき、ウィジェットシートから直接、起動できるようにしている。

また、本体前面に備えられたサブカメラについては、こちらも裏面照射型CMOSセンサーによる124万画素カメラを搭載する。やはり、自分撮りや友だちとのツーショット撮影などを楽しむユーザーが多いこともあり、サブカメラにも十分なスペックのカメラが搭載されている。ちなみに、このサブカメラを使い、自分の顔などを映すことができる「手鏡モード」も女性ユーザーには喜ばれそうだ。もちろん、男性ユーザーもネクタイなどの身だしなみをチェックするときにぜひ活用したい。

光学手ぶれ補正を搭載した1312万画素カメラを採用

新たに用意された「カメラウィジェット」は、3つの機能を直接起動できるように設定できる

「カメラウィジェット」の設定画面

カメラで撮影した画像は、auが提供するau Cloudにアップロードすることができるが、自宅などにWi-Fiの環境があり、テレビなどが接続されていれば、ワイヤレス出力が利用可能なうえ、エプソンのプリンターなどに対してもWi-Fi経由で印刷ができるワイヤレスプリントにも対応する。ちなみに、無線LANについては、2.4GHz/5GHzを利用したiEEE802.11a/b/g/nに対応しており、無線LANの簡易設定についても業界標準のWPSとバッファローのAOSSに対応しており、はじめてのユーザーでも簡単にセットアップが可能だ。

同じ近距離無線通信では、Bluetooth 4.0に対応しており、既存のBluetoothヘッドセットなどに加え、カシオ計算機製の腕時計「G-SHOCK」の対応製品と接続することにより、SHL21への着信をG-SHOCKに知らせたり、SHL21の置き忘れ防止などの機能も利用することができる。ちなみに、G-SHOCKのBluetooth 4.0対応製品は、2012年夏に発売されたモデルに加え、この秋冬にも新製品が発売されるので、それらと組み合わせてみるのも楽しいだろう。さらに、SHL21ではおサイフケータイに加えて、Pay Passに対応したNFCも利用できる。

そして、これだけの高機能を支えるものとして、本体には2040mAhの固定式バッテリーが搭載されている。これは従来のISW16SHに比べ、約13%以上の容量アップだが、シャープ製スマートフォンでは従来から搭載されている「エコ技」機能もしっかりと継承されており、安心して使うことができる。省電力機能については、バックライトを暗くしたり、使わないアプリを停止させたり、削除したりと、細かい設定が必要な印象を持たれがちだが、SHシリーズに採用されているエコ技機能は「標準」「技あり」「お助け」の3つのモードがプリセットされており、基本的には技ありモードに切り替えるだけで、グッと長時間使うことができる。カタログ値での連続待受時間は約610時間(3G)、約570時間(LTE)、連続通話時間は910分となっているが、これらはいずれも従来モデルのISW16SHと比較して、70~80%もロングライフになっている計算だ。

※SHL21のソフトウェアアップデートが必要です。

一段と磨き上げられた使いやすさ

スマートフォンは多くの製品がスレート(板)状のデザインを採用するため、外見だけで判断してしまうと、どれも同じような製品だと捉えられそうだが、実際に各社のスマートフォンを触ってみると、少しずつ使用感が異なる。なかでもSHシリーズはケータイ時代から培われてきた「気の利く」使いやすさが継承されており、はじめてのユーザーはもちろん、ある程度、慣れてきたユーザーにとっても快適に使える環境を整えている。

シャープ製スマートフォンのひとつの特長となっているのが、新しいユーザーインターフェイスの「Feel UX」だ。本体の電源を入れると、ウェルカムシートと呼ばれるロック画面が表示され、ロックを解除すると、「アプリケーションシート」「ウィジェットシート」「ショートカットシート」の3つのシートで構成された「3ラインホーム」が表示される。それぞれのシートは縦方向にスクロールし、タブブラウザのようにそれぞれの最上段のタブの部分をタップすると、表示を切り替えることができる。

一般的なAndroidプラットフォームのホームアプリと違い、いわゆるホーム画面に相当するものがないが、逆にロック画面を解除すれば、すぐにアプリが並んだ画面が表示されるうえ、アプリ以外にウィジェットやショートカットを並べた画面も表示できるため、ユーザーが目的とする動作には短いステップでたどり着きやすいという特長を持つ。

このFeel UXは今回のSHL21からバージョンアップしており、一段と使いやすさに磨きが掛けられている。まず、3つのシートはタブの部分を長押しすることで、並べ替えることができる。たとえば、今まではショートカットシートはもっとも右側の列にレイアウトされていたが、これを中央や左の列に移動することができる。また、それぞれのシートにはアイコンが並んでいるが、画面スクロール中に右側に表示されるスクロールバーをタッチして上下させることで、すばやく目的の位置までスクロールさせられるようになった。そして、アプリのアイコンの表示/非表示が設定できるようになり、画面最下段のナビバーの部分もカスタマイズできるようになった。ちなみに、au向けスマートフォンならではの特長として、出荷時にはナビバーに「auスマートパス」のアイコンが登録されており、すぐにauスマートパスの画面にアクセスできるようにしている。さらに、これらの3つのシートの背景は、自分で撮影した写真やダウンロードした画像を壁紙として設定できるようにしており、一段とパーソナライズ化しやすくなっている。ちなみに、壁紙については、ウェルカムシートの壁紙でライブ壁紙やau Cloudに保存している画像をランダムに表示する機能もサポートされている。

Feel UXと並んで、もうひとつSHシリーズの個性として評価されている「文辞技」については、文字入力時の誤用変換の訂正、誤用しやすい言葉の国語辞典検索、綴りのわからない英単語をひらがなで入力して検索する英和辞典のかな検索など、新しい機能が強化されている。

「アプリケーションシート」「ウィジェットシート」「ショートカットシート」の3つを、最上段のタブで切り替えて利用する「3ラインホーム」

画面スクロール中右側に表示されるスクロールバーをタッチして上下させることで、さらに素早く目的の位置までスクロールさせることができるようになった

特定アプリの表示/非表示が設定可能

画面最下段のナビバーのカスタマイズも可能になり、任意のアプリを設定できる

ロック画面に相当する「ウェルカムシート」

鍵のアイコンを上にスライドすることで、アプリのショートカットが表示される。ショートカットを設定するアプリもカスタマイズ可能

プリインストールされている「auスマートパス」のアプリ

auスマートパスについては、10月17日に催されたau新商品発表会でauスマートパスの加入者が250万人を突破したことが明らかにされたが、このauスマートパスをより快適に使いこなすため、auとシャープでは新しいauスマートパスのポータルサイト的なアプリを開発し、SHL21にプリインストールしている。アプリを起動すると、画面上段にはオススメ情報、画面下段にはマイアプリの情報がそれぞれ一覧で表示され、画面左側にはビデオパスやうたパスのアイコンが並ぶ構成となっている。auスマートパスはアプリが取り放題ということを知っているものの、やはり、これだけのアプリがあるとなかなか探すのも大変なうえ、こまめにアクセスしなければ、アプリの新しい発見も難しくなってしまうが、こういったポータルサイト的なアプリが用意されていれば、auスマートパスをもっと楽しく使うことができそうだ。

さらに、楽しむという点については、ビデオパスなどの映像コンテンツを楽しむときに効果を発揮しそうなのが「Dolby Mobile v3」だ。ステレオイヤホン利用時に限られるが、バーチャル5.1chのサラウンドに対応しているため、臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。そして、対応開始時期はまだアナウンスされていないが、ソニー・コンピュータエンタテインメントが提供する「PlayStation Mobile」にも対応しており、SHL21上で、ゲームを含めたさまざまなコンテンツが楽しめるようになる。

この他にも従来モデルから好評を得てきた機能が継承されている。たとえば、着信時に端末を裏返すだけで着信音が止まる「クイックサイレント」、ケータイと同じように端末内に相手がメッセージを残せる「伝言メモ(簡易留守録)」、非通知や指定番号など拒否できる「着信拒否」など、ケータイから移行するユーザーにも心強い機能がサポートされている。

美しく、速く、スマートフォンの可能性を拡げるAQUOS PHONE SERIE SHL21は「買い」!

ハイエンドモデルに相応しいスペックと多彩な機能を搭載したSHL21だが、忘れてはならないのがAQUOS PHONEのスマートフォンとしての可能性をさらに加速させてくれるauの4G LTEサービスの存在だ。冒頭でも触れたように、LTEサービスは国内4事業者のサービスが出揃うことになったが、auはサービスインこそ後発でありながら、スタート時点で84%の実人口カバー率を達成し、2012年度末(2013年3月末)の時点では96%までエリアを拡大するという。こうしたすばやいエリア展開を実現する背景には、auが着々とLTEサービス開始へ向けて準備を進めてきたこともあるが、自らが持つ周波数帯域を上手に活用し、もっともつながりやすいとされる800MHz帯で全国をカバーし、これに1.5GHz帯でもLTEのネットワークを加えることで、他社を一歩リードするLTEネットワークを構築している。CSフォールバックやピコセル、Optimized Handoverなど、ユーザーが快適に使うための機能もしっかりと実装しており、SHL21の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができる。美しい液晶ディスプレイ、きれいな写真や動画を手軽に撮影できるカメラ、優れた省電力性能、一段と磨きが掛けられた使いやすさなど、ハイパフォーマンスとユーザービリティを高次元でバランスさせた「AQUOS PHONE SERIE SHL21」は、4G LTEサービス時代を切り開く「買い!」のモデルと言えるだろう。

法林岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話をはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 7」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE SH-01D スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150」(2012年1月19日発売)、「できるポケット au AQUOS PHONE IS13SH スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150」(2011年12月9日発売)などのスマートフォン関連も数多く執筆。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。

関連情報

■ AQUOS PHONE SERIE SHL21 製品情報(au)
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/shl21/

■ AQUOS PHONE SERIE SHL21 製品情報(シャープ)
http://www.sharp.co.jp/products/shl21/

■ シャープ 携帯電話 auラインアップ
http://k-tai.sharp.co.jp/lineup/au/

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■ 約13メガ裏面照射カメラ搭載、シャープ製「AQUOS PHONE SERIE」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20121017_566343.html

 
 

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