たのしいAQUOS PHONE

音楽やエンターテインメントで旅行や帰省を楽しく!

2013-12-24 Reported by 法林岳之

これからのシーズンは旅行や年末年始の帰省など、いつもより少し長い時間を外で過ごすことが多い。そんな移動中、いつも触っているのがスマートフォン。Webページをチェックしたり、FacebookやTwitterで友だちにコメントやツイートをしてみたり、ゲームで遊んだりと、いろいろと楽しませてくれる。

でも、移動中にずーっとスマートフォンを操作しているのもちょっと疲れてしまうし、もう少し気軽に楽しめるものも欲しいところ。たとえば、音楽再生もそのひとつ。

AQUOS PHONEには音楽を楽しむためのアプリや機能がたくさん。使わなきゃもったいない

スマートフォンの音楽再生って、難しそうって言われることもあるけど、実は意外にカンタン。まず、現在のWindowsパソコンには必ず「Windows Media Player」がプリインストールされている。このWindows Media Playerと同期するための「MTPモード」という接続方法があるんだけど、この冬に発売されたAQUOS PHONEは、いずれもこのMTPモードに対応しているので、Windowsパソコンがあれば、Windows Media Playerに取り込んだ音楽を転送できる。

Windows Media Playerで管理している楽曲を直接AQUOS PHONEに転送

エクスプローラーから直接ドラッグ&ドロップで楽曲ファイルを放り込んでも可

転送した音楽は、AQUOS PHONEの【ミュージック】(ドコモ/SoftBank端末のみ)、【メディアプレイヤー】(ドコモ端末のみ)、【LISMO/Playミュージック】(au端末のみ)など、さまざまな音楽再生アプリで再生することができる。

ドコモとSoftBankの端末で使える「ミュージック」アプリ。クールな外見と、フリックでアーティスト表示やアルバム表示を切り替えられる機能性を兼ね備えるアプリだ

ドコモの「メディアプレイヤー」アプリ。dマーケットから楽曲などをダウンロード購入できる

auの「LISMO」アプリも、音楽配信サービス「LISMO」から楽曲をダウンロード購入できる

au端末で使えるGoogleの「Playミュージック」アプリ。肝心のクラウド連携は、日本ではまだサービス提供がされていない

ちなみに、Windows Media Playerから転送するとき、AQUOS PHONEの内蔵メモリではなく、大容量のmicroSDメモリーカードを用意して、そちら側に転送するのがおすすめだ。最新のモデルは本体の内部ストレージも16GB、32GBと大容量になってきているが、音楽データや映像コンテンツは外部メモリに保存しておいた方が内部ストレージを圧迫しないので、安心して使うことができる。

「でも、スマホで音楽を再生すると、バッテリーが……」と考えてしまうかもしれないけど、それもちょっと前のイメージ。AQUOS PHONEは大容量バッテリーを搭載するだけでなく、音楽データの先読み処理などの工夫をすることで、音楽再生時の消費電流をグッと抑えている。

ところで、音楽再生を1人で楽しむなら、ステレオイヤホンで楽しむスタイルが一般的だけど、このとき、AQUOS PHONEでぜひ試して欲しいのが「DTS Sound」だ。

DTSは映画の音響システムの事業で知られる会社だが、そこで培われたノウハウを活かし、現在は家庭用AVシステムやパソコン向けサラウンドなどの技術を開発、さまざまな製品に搭載している。DTS Soundはその技術を活かしたサウンド効果で、今回の冬モデルの各社向けAQUOS PHONEで体験できる。基本的にほとんどのアプリで利用できるほか、テレビ(ワンセグ/フルセグ)を視聴中にも効果を設定できるので、こちらもぜひ試してみて欲しい。

「DTS Sound」機能では、自分好みに音質を調整するイコライザ機能と、迫力のサラウンド効果を有効にできる

一方、年末年始にいっしょに帰省したり、友だちとスキーに出かけたり、みんなで出かけるパターンも多いはず。そんなときは1人で楽しむんじゃなく、みんなで楽しめる機能を使いたいところ。たとえば、AQUOS PHONE ZETA SH-01FにはFMトランスミッタが搭載されているので、前述の音楽データをクルマのFMラジオで再生することができる。友だちや家族のクルマはもちろん、旅先のレンタカーにもカーナビは搭載されていなくてもカーラジオはあるはずで、ほぼ間違いなく、再生できる。また、最近はBluetoothに対応したカーナビやカーオーディオを搭載するクルマも多いので、Bluetoothオーディオで再生するのも手だ。

さらに、音楽や映像はパソコンなどから取り込んだものだけでなく、各携帯電話事業者が提供するコンテンツサービスをはじめ、YouTubeなどのオンラインコンテンツも数多くあり、これらも同じように楽しむことができる。せっかくのAQUOS PHONEなのだから、旅先でも移動中でもエンターテインメントをじっくりと楽しんで欲しい。


法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE ZETA SH-06E スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150」(2013年5月24日発売)、「できるWindows 8 タッチPC&タブレット編」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら。