使って気づいた「AQUOS PAD SHT21」の他と違うユニークな特徴 by すずまり

メニューなどは、スマートフォンとは違うレイアウトに

 「AQUOS PAD SHT21」(以下、AQUOS PAD)が我が家にやってきてだいぶ経ちますが、しみじみ思うこと……ホントに薄くて軽い! 最近いろんなタブレットを触る機会がありますが、性能をトータルで見た場合、「AQUOS PAD」の軽さは群を抜いていると感じています(ブックリーダー除く)。

 ただ、最初に戸惑ったのが、インターフェイスでした。今のスマートフォンは、画面の上は通知系、下がメニューという構成で、画面の上から下にスワイプすることで、通知パネルを表示しますよね。「AQUOS PAD」は、画面の上には何もなく、すべてが画面の下に集中してるんです。画面下の左側には[ホーム]や[戻る]のアイコンが並び、右側に時計をはじめとした通知アイコンが並んでいて、通知パネルを見たいときは、画面右下の時計のあるあたりをタッチするか上に向けてスワイプします。

 なぜこんなスタイルになったんだろうと不思議だったんですが、使っているうちに分かってきました。すべてが下に集中していると、ホールドした状態でも最短距離で操作できるんですね! 画面が縦に長くなるので、従来のスタイルでは、指を大きく動かさなくてはいけない。でも、下にあれば、端末を支えた状態で簡単に情報を確認できるわけです。こういう気配りはうれしいです。

 うれしいといえば、もう1つ発見がありました。それは時計です。電子書籍の多くは、起動するとコンテンツ表示のみになりますが、「AQUOS PAD」で見る「GALAPAGOS」は、コンテンツを表示中でも、画面の下にメニューとともに時刻も表示されるため、視線を動かすだけで現在時刻が確認できるんです。これは非常に地味ですが、便利な機能です。特に電車の中で電子書籍を読んでいると、時間をわすれてついうっかりなんてことがあるので助かります。

電子書籍「GALAPAGOS」を見ていても時間がわかる 「GALAPAGOS」のコンテンツを表示中に通知パネルも開ける

 気づいて「おおっ(笑)」と思わず笑ったメモ機能もご紹介しましょう。「書」ノートというアプリや、スタイラスが内蔵されていることからして、メモにも注力していることが分かる「AQUOS PAD」。画面の下には常にペンのアイコンがあり、どの画面にいても、すぐメモが書けるようになっています。短くタップすると、今見ている画面の上に書き込みができ、長くタップすると「書」ノートが起動するようになっています。

 このペンのアイコンは、ウェルカムシートにもあります。これはこれでなるほどと関心したんですが、壁紙を見ていたら、なんとノート風デザインのものがあるではないですか。「なぜ壁紙に罫線?」と不思議だったんですが、メモ用のようです(笑) メモが書きたくなったら、この壁紙を表示して書けばいいじゃない、というわけです。たぶん。さすがにこの広さですから、スタイラスペンを取り出さなくても、指先だけですぐに書けます。日付や連絡先など、大胆にガッと書いてOK! 保存したメモは「書」ノートアプリから参照できます。ウェルカムシートの日時も一緒に保存されるので、いつ書いたかも分かりやすいですね。もちろんノート風の壁紙だけでなく、他の壁紙に書いてもかまいませんが、なるほどと思って笑ってしまったのでした。

壁紙をスワイプすると、罫線が現れた! そのままメモ感覚でメモできる 書いたメモは「書」ノートで確認できる

(すずまり)

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