DynaBook10周年記念モデルとして登場したモバイルエンターテイメントPC、Libretto ff。音楽が楽しめ、ムービーや静止画の撮影ができ、メールへの添付も可能で、これまでのPCにはない“楽しさ”が詰まっている。ここでは、Libretto ffが演出する新しいPCの世界を覗いてみることにしよう
スペックなどさらに詳しい解説は
東芝PC STARS(http://www2.toshiba.co.jp/pc/)








いまPCユーザーの間でブームになっているMP3をはじめとする音楽データが楽しめるLibretto ff。その最大の特徴は専用リモコン<i.Shuttle>だ。音楽の再生や停止、巻き戻しなどが可能なため、ポータブルMDプレイヤーと同じように、Libretto ffをカバンに入れた状態でも操作できる。つまり、PCのカバーを閉じたままでも音楽を楽しめるわけだ。これなら通勤途中はもちろん、外出中のちょっとした空き時間にメールをチェックしながら音楽を聴くといった楽しみ方ができる。ビジネス、レジャーを問わず、持って歩きたいPC、それがLibretto ffだ。







Libretto ffの場合、専用リモコン<i.Shuttle>にばかり目がいきがちだが、コントロールソフト「LIVE MEDIA PLAYER」によってPC本体でも操作できる。実は、<i.Shuttle>はLIVE MEDIA PLAYERを外部からコントロールしているのだ。このLIVEMEDIA PLAYERは、MP3だけでなく、WAVEやMIDIの再生も可能なうえ、プレイリストが作成できる。これは、ジャンル別に曲を分類できる機能で、たとえば1枚のアルバムをそのまま保存してタイトルを付けておけば、選曲する際にそのタイトルを選ぶだけで、全曲再生される。

プレイリスト機能を活用すれば楽しみ方の幅がさらに広がるわけだ。

●プレイリスト機能













専用リモコン<i.Shuttle>と並んでLibretto ffの大きな特徴と言えるのが、本体に取り付けられたC-MOSカメラ「SCOOPY」だ。別途、デジタルビデオやデジタルカメラなどの機材を用意する必要がなく、本体だけで気軽にムービーやスナップの撮影ができる。しかも「SCOOPY」は取り外しができ、三脚に固定することも可能なので、連写、セルフタイマーなどの機能と組み合わせれば記念写真などの撮影も簡単だ。さらに、本体ソフト、「SCOOPY」、本体「SNAP」ボタンでシャッターボタンを切れるので、シャッターチャンスを逃すこともない。











Libretto ffはただ撮るだけのマシンではない。「SCOOPY」で撮影したムービー、スナップ写真は、メールへの添付が可能。ムービーはMPEG4形式に圧縮できるため、ファイルサイズが小さくて済むし、送信先で再生する際には、Windows98にインストールされているMedia Playerで再生可能なので、映像によるコミュニケーションが簡単だ。また、ムービーは「LIVE MEDIA EDIT」により編集も可能なため、2本のムービーをつなぎあわせ、オリジナルのムービーアルバムを作成し、保存しておくこともできるわけだ。

●メール添付もラクラク

●LIVE MEDIA EDIT


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